LOUQE Raw S1

Raw S1は、スウェーデンのLouqeというメーカーの縦置き小型PCケースです。 半年ほど使われたものを譲っていただいた後、一度組み込んでみましたが、構成再考のため取り外しました。組み込み運用期間は一週間弱です。 上部の排気ファンブラケットに取り付けられる、CoolerMasterのPWM制御12cmファン「Mobius 120」をお付けします。このケースのシビアなエアフローを考えるとほぼ必須の装備かと思います。こちらは、固定用のミリネジとともにパッケージに収め、ケース内部に入れてお送りします。 組み立て及び運用に伴うとみられる微小な傷や若干の埃の付着、及び背面側上部に一箇所凹みがありますが、使用時に美観を損なうほどの難点や、破損・欠品はありません。 171×190mmのフットプリントに高さ378mmで、体積12.3L。とにかくこのスマートなルックス一本というケースで、縦型（煙突型）でここまでコンパクトかつスタイリッシュなものは唯一無二に近いのではと思います。 ラジエーターが入るスペースもないので簡易水冷非対応、空冷一本という侠気仕様ですが、CPUクーラーの高さ制限は77mmと意外に広めに取られており、15mm厚ファンで67mm高のトップフロークーラーのファンを、25mm厚に換えて搭載することが可能です。ただ、私が使ったAorus B550I AX Proというマザボでは、ThermalrightのAXP120X67だとファンの位置が中央を外して配置されるため、微妙にアールを持たせてある筐体の端の方に干渉してしまい入りませんでした（15mmのファンならもちろん収まります）。ID-CoolingのIS67XTだと、ファンがボードのほぼ中央に来るので、25mmを付けても本当にギリギリですが収まります。DeepcoolのAN600も同じ高さですが、私は試していないのでわかりません。 付属品はネジ類と専用レンチ。USB-Cの延長ケーブルは本体に嵌め込んだ状態でお届けします。紙のマニュアルは元からないそうで、二次元コード付きの細長いカードが入っており、オンラインで確認して、というスタイル。 オリジナルのパッケージもつきますが、初期開封時のものと思われる化粧紙の剥がれがあります。 #PCケース #自作 #Mini-ITX #コンパクト #デザイン #インテリア